本を読むとき、声が聞こえるか

僕は「聞こえる派」です。
その声は自分の声とも違う。

鼻歌を歌う時に、伴奏が聞こえるようなものにちかい。

なんなら、視覚的イメージも伴っている。

本を読む速度の差は、「文章の予想力」がもっとも影響するのではないかと思う。
たとえば、

 >参加者にも聞こえる人と聞こえない人が

に続く、「…いるようだ」という文章がどのぐらい予想できるか。
予想が出来ない人は、本を読むのが遅いのではないかと思う。

文章がほどほどに予想出来て、リズムがつかめてくると、「声」が聞こえてくる。
文章を目で追いながらも、読むという「作業」から心理的には解放されて、ただ文章を聴いているような気分になる。

たぶん、楽譜が読める人が、譜面を読むだけで音楽を「聴く」ことができることに近いのではないかと。

文章が好みに合わず、リズムがつかめないと、「声」も聞こえないし、読んでいられない。
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